海空’s blog

大好きなSnow Manを愛でる駄文

小説未読の私 ~マッチング~

そろそろ色々考察とかネタバレの内容をチラホラ見始めたので私も書いてみよう。

 

まずタイトル通り今日時点の私はマッチングの小説版を未読状態。映画を見終わってから色々気になって小説を読みたいと本屋を5件回るも手に入らず…買っておけばよかったと後悔。。電子で読もうかと思ったけど、やっぱり紙の質感が好きなので、重版を待つことに。やっと再販された小説は来週届く予定。なので、とりあえずの違和感や、気になったことをまとめる回にして、読了後にもう一度書こうかな、と思う。

 

まず最大の謎は吐夢はどうして連続殺人を犯したのか?映画ではまったく動機に触れていない。それどころか、ホントに吐夢がやったのか、というとこも描かれてない。きっとコインロッカーベイビーという生い立ちに関係しているのではないかと思うのだけど、犯行に及ぶまでの心情というか、原動力?機動力?みたいなものがまったくわからない。

遺体は固く結ばれた手に鎖までつけている。そして顔の十時傷。連想するのは永遠の愛を神様に誓う、とかそんな感じだけど、なぜ彼らである必要があったのか?マッチングアプリというものが、それに相応しくないと思ってるのだろうか?そこはきっと小説に描かれてるだろうと期待している。

 

次に気になったのは「警察を呼ばれるようなことしましたか?」という吐夢が輪花の自宅に来たシーン。輪花が家に駆け込んだ後警察が来るわけだけど、吐夢は消えている。あそこはどういう心情だったんだろう?普通だったら、悲しいとか、なんでわかってもらえないんだろう?みたいな気持ちになってその場を去る。でもそこで吐夢は去るだけじゃなく、警察を呼んで去る、ってことをしてる。単純に警察呼びたそうだったから、みたいな感じなのだろうか?そこに感情はあったのか?

 

それからお友達のところに現れた吐夢はどうなったんだろう?彼は輪花さんのところに行くと警察を呼ばれてしまうから、あなたのところに来た、と言ってたけど、話の内容は描かれてない。結局お友達は輪花と合流する前に死んでしまうので吐夢があのあと何を告げたかはわからずじまい。きっと影山に気をつけるように言ってくれ、って内容なんだと思うんだけど、そもそもどうやって影山が怪しいと気づいたのか?どういうやり取りをして、お友達は吐夢を信じたのか?その辺が気になるところ。

 

あと謎だったのはセツコが輪花のお母さんにあなた宛によ、と言って渡した手紙。あれも結局なんだったのか?ここはちゃんと手紙の文章を読めてなかったからもう1回ちゃんと見たいシーン。あれは結局影山からの手紙?吐夢からの手紙?小説に描かれてるかはわからないけど、いずれにしろ小説読了後にもう一度映画館でちゃんと観よう。

 

お父さんが死んじゃうところも気になる。お父さんは本当に自殺だったのかな?殺された説ある?影山はお友達と先生夫婦しかやってない、って言ってたけど、輪花の愛するものも愛したものも全部奪う、って言ってたよね?でもきっと影山が一番殺したいのはお父さんだよね?だとしたらお父さんだけ自殺はなんとなく納得いかないというか…。

 

そして湖畔の場面。「僕より愛に狂ってる」のとこね。そもそも吐夢はどうして輪花のお母さんがそこにいるって知ってたの?もっと言うなら、どうしてセツコがお母さんだとわかったんだろう?ペンダントにクローバーが入ってるだけじゃわからないと思うんだけど、実は小説には映画で描かれてないことがある、とか?例えば手紙とか写真みたいなものとか?まぁ、それは願望だけど、もう少し詳しく描写されてると嬉しいかも。

 

あとはセツコサイドで言うと、どうして吐夢をコインロッカーに捨てたんだろう?あんなに愛した男の人の子供を捨てるってどういう心境なんだろう?ヨシキさんは愛してくれないのに、って見てるのが辛くなっちゃったのかな?だとしたら、お母さんを監禁してまで一緒にいる意味が破綻してくるような…

 

なんか思いつくままに気になったことを書き連ねてしまったけど、小説読んだらクリアになるかなぁ。

来週までのお楽しみ。

読んだらもう1回映画を観に行こう。